振袖の古典技法 金彩(きんさい)・友禅(ゆうぜん)とは
しばそうの振袖に関する「ことば辞典」です。
古典柄のお振袖だけでなく、
クール で 大人っぽい柄のお振袖にも
伝統の技法は使われています。
◆古典技法のひとつ◆
金彩きんさいや
友禅ゆうぜんといった伝統技法をもちいることで
大胆に表現したバラの花のお振袖も、
古典の本格派のお振袖もしっとりとした着姿のになります。
★金彩とは★
金を使った装飾の技法。金泥、
金箔、金液などで模様を描きます。
★友禅とは★
友禅染のこと。元禄時代(1688〜1704)に始まったとされる模様染めの染色法。
京都の扇に絵を描く絵師の
宮崎友禅斎に由来する名前と言われる。
友禅斎の絵は着物の模様としても人気があり それがのちに染色技法の名になったとされる。
友禅染は色彩豊かに複雑な模様をそめることができ、色も落ちにくく、
優れた技法で、現代でも日本の染色の代名詞といえます。
赤*金箔加工の本格派お振袖。京友禅の艷やかさ。
華やかでクールなお振袖の柄にも、伝統の技が使われています。
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