古典の柄 辻ヶ花染とは・・・
しばそうの振袖に関する「ことば辞典」です。
「辻ヶ花染め」って何?
◆古典柄のひとつ◆
★辻ヶ花・つじがはな★
染模様の名称。
室町時代から桃山時代の末期にあらわれた絞り染めの一つ。
絞り
しぼりを主に、手描きの線や刺繍、箔
はく等を加えた染め模様。
模様は花柄が多い。
現在実物として残っているのは、豊臣秀吉や徳川家康の着用した、
武家の小袖に代表されます。
辻ヶ花の名称については、幻ともいわれるように諸説あり、
確定的ではありません。
多様な絞り染めをした立体感のある
辻ヶ花の伝統美のお振袖。
安土桃山時代からの伝統美、
赤地で華やかに着こなせます。
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