振袖って？

振袖（ふりそで）は、
未婚の女性が着る、お袖の「袂」（たもと）が長い着物。
格式高いの一番の正装・礼装として着るお着物です。
既婚の女性の黒留袖や色留袖、訪問着に相当し、
振袖を着る、代表的な機会が成人式や結婚式の披露宴です。

振袖のお袖の長さは９０㎝から１２０㎝程度。
普通の着物の袖丈は５０㎝程度です。

現在の振袖の発祥は
世の中が安定した江戸時代といわれ
元禄時代から江戸末期にかけ
若い女性の着る着物の袖丈が
だんだん長くなっていったといわれてます。

振袖が未婚女性のものになった理由の１つに、
昔 女性が振袖の袖の振り方で好き 嫌いを表現をしていたことがあり、
結婚してからは必要がないので、袖を短くしたそうです。

「振る」「振られる」は、
日本の着物文化から生まれた言葉なんですね。


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